MUKU-DATA  桧 羽目板 + 塗料:バトン着色

連日の暑さで、昨年施工したお宅の板がこんな状態になってしまいました。
ここの部分は特に日当たりが強く、午前中はずっと直射日光を受けています。
日の当らない箇所は何も問題はなくキレイな状態なのですが・・・
これはかなり重傷で板をいったん全て外して再度打ち直す事にしました。
この羽目板の実のかかりは4mm程度、この暑さで木は6~7mmも痩せてしまいましたから
このような状態になってしまいました。
外部羽目板の施工の際は充分な知識と施工、それとお施主様への説明が必要です。
相ジャクリ板縦貼り+押縁、または昔ながらの横下見板+押縁であればこの様な事には
なりません。しかし意匠的な問題もありますよね。
横下見+押縁というと、もう瓦屋根の純和風住宅というイメージが定着していますが、
そのイメージを打破する横下見+押縁のモダンデザインな家が増えればいいんでしょうが・・
どうですかね?建築家の皆様。。。駄目ですか?横下見+押縁は・・・・・・
今週はもう1軒、杉の縦下見が同じように透いたので、補修工事にいきます。
色々とご迷惑をおかけしてすみません。

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